ダイジェスト (10/5 - 10/11)

日本選手権・学生選手権が無事に終了

今年は開催できるか心配になりましたが、日本選手権とインカレが終わり、短い2020年のシーズンが終了しました。
日本選手権では玉井陸斗選手の2冠および高飛込の2連覇、インカレでは、現役最後の大会として臨む選手もあり、それぞれの大会でトピックがありました。
無観客試合YouTubeでのライブ配信など、いままで経験したことのない大会ではありましたが、大会ができること、そして、大会のために練習ができることに、今まで以上に感謝の念を抱くシーズンになったのではないでしょうか。

各大会の結果の詳細はリンクから確認してもらいたいと思います。

第96回日本選手権水泳競技大会

swim.seiko.co.jp

第96回日本学生選手権水泳競技大会

swim.seiko.co.jp

東京2020 Let's55 Virtual Experience 飛込編

東京オリンピック公式サイト内で飛込の疑似体験動画 東京オリンピックのサイトの中で「東京2020 Let's55 Virtual Experience」と題したコンテンツで飛込編として安田舞選手の動画が公開されています。

この特集では、オリンピック競技をより身近に、よりリアルに感じられるようにと映像を組み合わせた競技コンテンツとなっています。
10mの高さから見たプールの様子や、台から入水まで水面が迫りくるような様子が伝わる映像…10mの高さから、それも脚からではなく頭(正確に言えば手から)入水する様子なんて、迫力がありすぎるとほとんどの人にとっては恐怖動画なのかもしれません…。
ただ、こういう世界もあるんだとか、こんな風に見えているのかと興味を持ってもらえれば嬉しいですね。

tokyo2020.org

米沢市営プールの飛込プール、廃止へ

山形新聞より、山形県米沢市米沢市営プールの飛込プールに廃止の方針が打ち出したとのこと。
廃止の理由に関しては、やはり利用者のわりに維持費がかかるというもので、米沢市営プールの飛込プールがなくなると、山形県内には飛込プールが存在しなくなります。

飛込競技の競技人口を考えると、どの地域でもこうした問題は起こりうるし、一般的な市民感情からすると、使わないのに多額の費用が費やされる施設は、なかなか簡単に受け入れられるものではないでしょう。
古くからある可動式の床ではない屋外の飛込プールは全国にまだいくつもありますが、飛込以外での用途を見いだせなければ、今度さらに数が減っていくかもしれません。
だからといって、屋内施設を容易に作れるわけではないし、とても悩ましい問題ではあります。

米沢ダイビングクラブからも過去に多くの選手が全国大会に輩出されてきています。
飛込プールがなくなってしまうのは惜しいですが、山形の飛込選手や飛込選手を志す子どもたちがどうにか活動を続けられる形を探してもらいたいものです。

www.yamagata-np.jp