ダイジェスト (1/5)
オリンピックチャンネルの記事に坂井丞選手&荒井祭里選手が登場
オリンピックチャンネルの特集記事【アスリートの原点】に相次いで飛込競技の選手が登場した。
12月27日に坂井丞選手、1月3日に荒井祭里選手がそのキャリアの原点とこれまでの苦悩について紹介されている。
オリンピックが延期になり、また多くの選手が練習や大会の中止となる中で、こうした記事を読むと、いま一度原点に立ち、これからのシーズンに取り組むモチベーションを確認する良い機会となるかもしれない。
辰巳杯2021の開催について
東京辰巳国際水泳場のホームページにて、2021年の辰巳杯開催が知らされている。 日程は令和3年3月14日で、開催概要や申込方法等については、1月上旬頃に東京辰巳国際水泳場のホームページにて掲載の予定となっている。
残念ながら2020年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大で流れてしまったが、もしかすると辰巳で行われる最後の辰巳杯になるかもしれない。
開催はまだ流動的かもしれないが、心と体の準備はしておいてもいいかもしれない。
日水連より2020年度開催競技会に関しての発表
日本水泳連盟のホームページのトピックスで、2020年度開催競技会に関しての発表があった。主な内容のうち、飛込競技に関するものは以下2点だった。
- 国際大会派遣選手選考会を新規開催
- 春季ジュニアオリンピックカップは当初の計画通り開催予定
競泳ジャパンオープン2020など、2020年度開催競技会に関して
続きを読むマスターズは「パワーを向けるだけの価値ある大会」
【トピック】第43回JO春季大会開催に関して(日水連発表)
日水連が2020年11月10日に来年のジュニアオリンピックカップ春季大会の基本実施案を決定。
3月25日から3月26日にかけて開催予定の第43回JOC全国ジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会(飛込競技)について、開催を「保留」と発表。
なお、水球(3月26日~3月30日)も同様に開催を「保留」とし、競泳競技(3月27日~3月30日)は、密集密接の回避が難しいとの理由で中止となり、代替大会を予定。代替え大会は、「安全に競技会が開催できる状況になった場合を前提に、全都道府県で競技会を開催し、その記録を全国ランキングとして集計する通信大会を目指す」とのこと。
---> 第43回JO春季大会開催に関して
ダイジェスト (10/12 - 10/25)
東京アクアティクスセンター完成披露式典で寺内・坂井ペアがデモンストレーション
東京オリンピックの競泳や飛込競技の試合会場となる東京アクアティクスセンターの完成披露式典が10月24日に行われました。
式典の中では3m男子シンクロで東京オリンピックへの出場が内定している寺内健選手・坂井丞選手がデモンストレーションを行いました。
寺内選手は8月に新型コロナに感染してから回復後療養を続けて、10月に入ってから練習を再開しているとのことです。
プールで演技を披露するのはずいぶんと久しぶりになりました。
完成披露式典は当初3月に予定されていましたが、新型コロナの影響を受けて10月の開催になってしまいました。
感染が再び拡がると危惧される冬も近付き、新型コロナの今後の見通しは決して予断を許しません。
しかし、2020年も残すところ3か月となり、延期された大会も近付いてきています。選手の皆さんには体調にじゅうぶん注意しながらも、良い結果が残せるように頑張ってもらいたいと期待しています。
また、今回の完成披露式典では、10m高飛込で安田舞選手が、3m板飛込で三上紗也可がそれぞれ演技を披露しました。
米沢ダイビングクラブ、プール存続を求めて署名へ
米沢市から廃止の方針を打ち出されている米沢市営プールの飛び込みプールですが、米沢市営プールを活動拠点とする米沢ダイビングクラブではFacebookやホームページ上で署名活動を行っています。
新たにダイビングプールを作ったり、屋外施設を建て替えに伴って屋内施設とするプールもあったりしますが、ほとんどの屋外のダイビングプールは、老朽化や不採算といった理由で廃止と隣り合わせです。
ただ、「使う人がいないからなくしてもよい」と、簡単には言えないものだとも思います。微々たるものだとは思いつつも、陰ながら応援しています。
[Instagram] 鹿児島ダイビング、フェリーで出向稽古へ
鹿児島ダイビングのInstagramのアカウントで、鹿屋体育大学へ出向いての練習の様子が紹介されていました。
いつも元気いっぱいの様子に励まされつつも、連日の練習の様子を見ていると、自分たちもしっかりと練習に取り組まなければという意欲が湧いてきます。
ダイジェスト (10/5 - 10/11)
日本選手権・学生選手権が無事に終了
今年は開催できるか心配になりましたが、日本選手権とインカレが終わり、短い2020年のシーズンが終了しました。
日本選手権では玉井陸斗選手の2冠および高飛込の2連覇、インカレでは、現役最後の大会として臨む選手もあり、それぞれの大会でトピックがありました。
無観客試合やYouTubeでのライブ配信など、いままで経験したことのない大会ではありましたが、大会ができること、そして、大会のために練習ができることに、今まで以上に感謝の念を抱くシーズンになったのではないでしょうか。
各大会の結果の詳細はリンクから確認してもらいたいと思います。
第96回日本選手権水泳競技大会
第96回日本学生選手権水泳競技大会
東京2020 Let's55 Virtual Experience 飛込編
東京オリンピック公式サイト内で飛込の疑似体験動画 東京オリンピックのサイトの中で「東京2020 Let's55 Virtual Experience」と題したコンテンツで飛込編として安田舞選手の動画が公開されています。
この特集では、オリンピック競技をより身近に、よりリアルに感じられるようにと映像を組み合わせた競技コンテンツとなっています。
10mの高さから見たプールの様子や、台から入水まで水面が迫りくるような様子が伝わる映像…10mの高さから、それも脚からではなく頭(正確に言えば手から)入水する様子なんて、迫力がありすぎるとほとんどの人にとっては恐怖動画なのかもしれません…。
ただ、こういう世界もあるんだとか、こんな風に見えているのかと興味を持ってもらえれば嬉しいですね。
米沢市営プールの飛込プール、廃止へ
山形新聞より、山形県米沢市の米沢市営プールの飛込プールに廃止の方針が打ち出したとのこと。
廃止の理由に関しては、やはり利用者のわりに維持費がかかるというもので、米沢市営プールの飛込プールがなくなると、山形県内には飛込プールが存在しなくなります。
飛込競技の競技人口を考えると、どの地域でもこうした問題は起こりうるし、一般的な市民感情からすると、使わないのに多額の費用が費やされる施設は、なかなか簡単に受け入れられるものではないでしょう。
古くからある可動式の床ではない屋外の飛込プールは全国にまだいくつもありますが、飛込以外での用途を見いだせなければ、今度さらに数が減っていくかもしれません。
だからといって、屋内施設を容易に作れるわけではないし、とても悩ましい問題ではあります。
米沢ダイビングクラブからも過去に多くの選手が全国大会に輩出されてきています。
飛込プールがなくなってしまうのは惜しいですが、山形の飛込選手や飛込選手を志す子どもたちがどうにか活動を続けられる形を探してもらいたいものです。
ダイジェスト (9/7 - 9/13)
日本選手権の無観客試合を発表
Diving Wordcup、東京オリンピック、国体といった大会が相次いで延期されている中、今年唯一といってもよい全国大会である日本選手権について、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため無観客試合で行われることが日水連から発表されました。
今年度の日本選手権は、9月25日から27日にかけて新潟県のダイエープロビスフェニックスプールで開催が予定されています。
選手たちの演技を間近で観戦したい気持ちもありますが、いまはぐっと堪えるべきタイミングなのでしょう。
飛込競技はなかなかテレビやネットニュースなどでも詳細が伝わってこないので、ライブ配信や試合結果の詳細について、日水連からの発信があるといいなと思います。
現在、日水連のホームページ上でエントリー確認表が公開されています。
中高生の選手たちも実力を伸ばしてきている中で、どんな演技を見せてくれるのか期待が高まります。
また、FINA世界ジュニア選手権は延期が発表され、日本選手権と同時に開催される予定だった選考会も延期が発表されています。
日本国内では、新規感染者数は若干の落ち着きを見せているとは言え、まだまだ警戒が必要な状況は続いています。
→ 「2020世界ジュニア選手権大会派遣選手選考会」延期のお知らせ
東京辰巳国際水泳場で飛込教室が開催
東京オリンピックが延期になったことで、10月から一般の利用を再開する東京辰巳国際水泳場で全4回の飛込教室が開催されます。
小学生以上で25m以上の泳力があれば参加が可能で、飛込に興味のある大人の方でも参加できるようです。
東京辰巳国際水泳場は東京オリンピックで水球の会場として使われたのちの利用方法が決まっていないそうです。
同じ地区に東京アクアティクスセンターが新たにできることから、もしかしたら辰巳のプールで飛込ができる機会は限られるかもかもしれません。
ロッチの中岡さんが105に挑戦
9月6日に放送された世界の果てまでイッテQ!の放送の中で、ロッチの中岡さんが鹿児島で105に挑戦する様子が放送されました。
飛込競技や体操などの経験がまったくない人が105を短期間で習得するというのも難しいですが、確かに105がきれいに決まると「おお~!!」となるかもしれません。
放送ではなかなか過酷な練習の風景にネット上でいろいろな意見がおきているようですが、板飛込、回転や入水の技術について、一般の方に広く知ってもらえる機会になったかもしれませんね。
悪い面で飛込競技がフォーカスされるのは望むところではありませんが、まずは多くの人に興味を持って競技に接してもらえるようにしていきたいものです。
ダイジェスト (8/17 - 8/23)
【関西ジュニア選手権】玉井陸斗選手が2冠
8月23日に丸善インテック大阪プールにて関西ジュニア選手権水泳競技大会 飛込競技が開催されました。
玉井選手が2月に辰巳国際水泳場で行われた国際大会派遣選手選考会以来となる大会で、高飛込と飛板飛込それぞれで優勝し2冠を達成しました。
いまのところ、玉井選手の演技種目と得点は詳細な結果が見つからずに確認できていません。
玉井選手の実力は同年代では圧倒的だと思いますが、自由選択でどのくらいの点数が出ているのかが気になります。
寺内健選手が練習を再開
東京オリンピックの出場が内定している寺内選手が、新型コロナ感染症の自宅での療養を終えて20日から練習を再開したそうです。
所属するミキハウスの発表では「回復しつつある」という状況で、まずは陸上でのトレーニングを再開したということです。
【茨城】指導者研修会の様子
茨城県水連の飛込委員会のブログで、指導者研修会の様子が写真付きで投稿されていました。
新体操の先生による基礎的な柔軟やストレッチ等のレクチャーがあったそうです。
飛込競技では、体操や新体操、トランポリン、バレエなど他の競技を通して学ぶ機会とも多くありますが、昨今のコロナウイルスの感染拡大によりプールの利用が限られたりする中で、改めていろいろな練習を模索することも大切なのかな感じました。
【中川真依さん】「スポ根」鬼コーチは私の時代で終わりに
8月19日、中川真依さんの日刊スポーツのコラムが更新されました。 今回は、自身も大人になり、親になったいま、選手の指導や選手に求められる素質について改めて考えることがあるというないようでした。
あらゆるスポーツの練習法やトレーニングのメソッドは、間違えなくどんどん進化しきているし、これからも変化しつづけるでしょう。
こうしたトレーニングは無駄なく効率的に、安全にケガを少なく…と、先人たちの工夫や努力が詰め込まれ、そして脈々と受け継がれてきています。
練習方法が変わるように、指導法や考え方も時代とともに変化していて、現在では檄を飛ばしたり精神論だけで強く育てるという指導は少なくなっていることでしょう。
本当に最後の最後には、選手の気力やモチベーションがものを言うこともありますが、指導者や選手の性格によってそこまでのアプローチは様々です。
これからも変化し、より良い結果を求めて行く上で、指導や支援、それから練習できる環境に感謝しつつ、「何をどうしたいのか」「どうすればいいのか」をしっかりと選手・指導者それぞれが考えていきたいものです。